明莉チャンはベッドの横に座り込んでいる。 「何しに来たの?」 「さーちゃんに冷たいもの持ってってやろかと思って」 手に持っていたジュースの缶を見せる。 「ありがと」 「本当は陽のヤツが言ったんやけどな」 「そぅなの?」 うなずく。 さーちゃんがチラッと明莉チャンのことを見る。 「いいよ。行っておいで。・・・桜、叩いてゴメンね」 さーちゃんが首を横に振る。 「心配してくれてありがと」 そぅ言ってさーちゃんは部屋を出て行った。