太陽の光

*+陽+*

「ねぇ陽くん、あっちに夕日がキレイに見えるところがあるんだって!!」

無邪気に俺に笑いかけてくる。

「あっそ。悪いけど、今バイト中だから」

皮肉を込めていったはずなんだけど。

「あっそぅだよね。じゃあここで待ってる」

「陽くん?働きっぱなしだし休憩入ってもいいよ~」

達哉のイトコ、光平さんがそぅ言う。

「行ってきなよ。"人魚の丘"でしょ?あそこは星も綺麗だよ~」

「そぅなんですか??」

「そ。流れ星がかなり高い確率で見えて、あそこで願ったことは絶対に叶うんだよ」

「光平さんは?」

「俺?俺は・・・。そぅだね。俺はあそこで嫁さんにプロポーズしたんだ」

目を輝かせるあいつ。

「仕事の邪魔。どっか行って」

俺の言葉に頬を膨らませながら歩いて行った。