「何してんの?」 背後から陽くんの声がした。 「たいしたことない彼氏だけど。放してくんね?」 あきくんも続く。 「いやがってるやん?」 たっちゃんが少しきつめに言った。 ガンッ 「はなせって言ってるだろ?」 鈍い音がしたと思ったら、陽くんが壁を殴っていた。