太陽の光

*+颯斗+*


「行ってきます」

桜が笑顔で手を振りながら家を出て行った。

曲がり角で桜と明莉ちゃんが見えなくなると、親父とお袋の表情が曇る。

「はぁ・・・」

「そんな心配すんなよ。大丈夫だって」

わざと明るく言う。

「そんなに心配してないわよ。そぅいぅ颯斗だって額にしわ寄ってるわよ~」

本当はみんな行かせたくなんてなかったはずだ。

葵もすごく心配してた。