オレは1人桜が眠るところへ歩み寄る。 「あっ、天野先パイ…」 1人の女の子、リボンの色からして1年生に声をかけられた。 「…オレのこと、知ってるのか?」 「桜先パイが、よく話してました。私、桜先パイの近所に住んでて。小さい頃からずっと遊んでもらってたんです」 桜の話に時々出てくる。 「りっちゃん・・・?」 女の子は頷く。 「いつの間にか、恋愛の相談をする側から、される側になっちゃいました」 りっちゃんは涙ぐみながらオレに頭を下げた。