太陽の光



ガタッ

桜をちゃんと送らないといけない。

自分の目で見届けないといけない。

「どこ行くんだ?」

兄貴が廊下の壁にもたれかかっていた。

「桜のとこ」

「どこだかわかってるのか?」

そぅいえば聞いていない。

「イヤ・・・」

「乗れ」

兄貴が車の鍵を掲げる。