「陽くんあのね、コレ」 iPodを差し出す。 「これは・・・?」 「桜に、頼まれてたの」 あの日アタシにiPodを買いに行かせたのは、最後に自分自身の【言葉】を残したかったからなんだね。 「病室のゴミ箱にたくさん紙が捨ててあったの知ってた?それを録音してたとき、桜はもぅ自分で字は書けなかった。それでも、必死で陽くんのためにそれを残したんだよ」