さっき(実際には1日以上前)のことは全部ウソだったんじゃないのかと思う。 だけど、掌についた爪の後と、拳についた痣とその痛みが、夢じゃないとものがたっていた。 「それ大丈夫かよ?!」 兄貴が手を見て驚く。 「あぁ。夢だと思いたかった。だから壁を殴ったんだよ。だけど、だけど。痛くて・・・」 オレは子供かよ。 自分で自分に突っ込みを入れる。