病室には何人もの医者が出入りしている。 そのたびに聞こえる心電図の音が、『桜はまだ生きている』そぅ告げていた。 「桜・・・・」 オレは拳を握りしめる。 爪が掌に刺さり、血がにじむ。 それでも痛みは感じなかった。