深夜なのに病院に灯りがついている。 バンッ 「桜っ!」 勢いよくドアを開ける。 ベッドに横たわる桜にはたくさんの管が繋がれていた。 ベッドの横で必死に桜のことを呼ぶ桜の家族。 その少し後ろで涙を流す後藤とそれをささえる達哉。 そして桜に繋がれた管の先にあるたくさんの機械の音。 色々な音がするはずなのに、オレには何も聞こえない。