太陽の光

*+陽+*


「君がウワサの陽くん?」

桜の担当だという先生に話しかけられる。

「あっはい。でもウワサって・・・?」

「あぁ、桜ちゃんがね、病院に来るたびに君のことを話すんだよ。今年の春くらいからかな。病院に来る回数がうんと減ったね。その分、学校に行く時間が長くなった」

先生が目を細める。

「1年前はね、桜ちゃんに残された時間は半年だったんだ。だけど、もぅずいぶんとその期間が過ぎている。君のお陰かな」

先生の話を聞いている間ずっと、病室を出る瞬間の桜の顔が頭の中を巡っていた。