「ったく…」 別にあいつを助けようと思ったわけではない。 ただ、なんか女子がムカついただけ。 そぅ。ただそれだけだ。 そう自分に言い聞かせる。 俺は女子が苦手だ。 関わること事態を避けている。 なのに。 なのに自分があんなことをするとは思っていなかった。