「あのねっ陽くん今日のお昼ねっっ」 一気にしゃべり出したところを達哉が止めた。 「さーちゃん大丈夫なん?」 「へっ?あっ、平気平気」 笑顔を見せた。 「それでねっ」 具合良くなったのか。 少しホッとした。 ってなに柄じゃねぇこと言ってるんだ俺。 ただ、笑顔で話してるこいつ、いや、桜を見たらなんか安心してしまった。 笑っているのがばれないように机に顔を伏せる。