「点滴打って少し様子見ましょう。検査結果によっては入院してもらうことになりますね」 「入院?それは絶対イヤ!」 病院の先生の言葉に反抗する。 「学校に行きたいの!」 「桜ちゃんは本当に学校が好きだね」 担当の先生と看護婦さんが笑う。 2人は桜の病気がわかったときからずっと桜の担当だ。 「髙野先生あのね?明莉以外にもちゃんと友達ができたの」 髙野先生は若い。いわばエリートだ。 「そっか。じゃあ検査次第だね。無理はしちゃダメだよ?」 「はぁい…」