待ちにまった日がやってきた。
自分は、いつも通り仕事をし
会える機会を待っていたが、
なかなか訪れなかった…


しかし、突然その時が訪れた…

休憩終わりに
仕事に戻ろうと、階段を上がってる時に
善風が、自分に声をかけてきたのだった…


予想もしていない自分は、
話そうと思ってた事を
すべて忘れてしまった。


とりあえず話をしなきゃと思い当たり前の
会話をした。


「学校は、どう楽しい?」

「楽しいです。」

「次いつ出勤だっけ?」

「 来週の土曜日です。」

「あっ俺休みだ、じゃあ今日が最後だね~」

「えっそうなんですか?じゃあ夏のお疲れ様会には来ますか?」

「…ああ行くよ。なんで?」

「 本当?じゃあ楽しみっ…」

「じゃあ休憩終わりだから行くね~」

「はいっ…お疲れ様です…」


自分は、
嬉しくて仕方なかったけど、
連絡先を聞こうと思ってたけど聞けなかった…

善風のあの嬉しそうな顔を見ると、
次のお疲れ様会が、楽しみになった…
だけど、こんなに楽しみになっていいのだろうか…