俺様王子の初恋
















「 泰雅 」






搾り出した声は、掠れていて
恥ずかしくて顔を背けようとしたけど
彼の手がそれを許さなかった。





「 もう一回 」


「 ・・・たい、が・・ 」


「 もう一回 」




ぼんやりした視界の中、
彼が笑ってくれるのが嬉しくて
何度も何度も名前を呼んだ。