俺様王子の初恋





「 俺に近づくとか? 」




くっ、と押し殺した笑いが
屋上に響く。
一歩、一歩、ゆっくりと
上級生達に詰め寄っていく彼。








「 何見て言ってんだよ 」





後ずさる5人をゆっくり
追いかけていく彼の手には
ホースが握られて。











───────ガシャンッ







転がっていたバケツは
力任せに蹴り飛ばされた。