「 俺も手伝うから 」
それだけ言うと、散らばった
コップの破片を手でかき集めて
手際よく片付けてくれた。
絆創膏を巻いて、先輩と二人で
サンドイッチを作り始める。
トン、トン・・・・・・・
「 手際いいですね? 」
”危なっかしい”と私はパン係。
隣では先輩が食材を切っていて、
慣れた手つきに見とれていると
「 将来のお嫁さんに料理を
教えなきゃいけないからな? 」
─────────チュッ
”え?”と驚いて見上げた先輩の
顔が一瞬で目の前まできて
触れるだけのキスをしたあと、
先輩は再度、包丁を持ち直した。

