俺様王子の初恋






「 おかしいです 」


「 ・・・葵がな 」


「 いや、先輩がです 」





”どこが”って目で
私を見ないでください。





部屋に散らばった私の下着は
先輩の最低な部分しか表してない。
見るだけならまだしも、散らかして
放ったらかして、挙句握って寝る。





「 ・・・・最低ですよ 」


「 これ着て 」


「 嫌です 」


「 なんで 」


「 先輩のスイッチが入るからです 」





初めてを奪われてからまだ二日。
普通なら”甘々”な二人の雰囲気が
ピンクのオーラになっているはずが
私と先輩は完全に戻っていた。