俺様王子の初恋










─────────嘘だ。






女慣れしているとしか
思えない手つきで私に
触れてくるくせに・・・。







「 こんだけ言えば、なんか
  分かるよな? 」







そんなことを、言われても。
”なんか”なんて私には
全く分からない。








そもそも、信じられない。







「 ・・・・・嘘つき 」







気づいたら、声が漏れていた。