「 あのさぁ、冗談だと思ってんだろーけど 俺、本気だったんだよ?一之瀬のこと 」 「 ッ・・・え? 」 「 今回は本気で奪いに行ったんだけどな 」 そう言って苦笑する佐野くんを 見上げながら、身を任せていると 気づけば私はステージの上にいた。 ・・・・・・・抱っこされたまま。 「 あ、のっ・・・! 」 「 下ろしてほしい? 」 コクン、と大きく頷くと ははっ、と佐野くんは笑って