俺様王子の初恋










響く司会者の声は、私の耳には
全く入っていなかった。





盛り上がる人たちの真ん中で
座っている私はやっぱり
目立つんだろうか。






そんなことを、呆然と考えながら
早く終わることだけを祈って
耳を塞ぐ手に力を入れた。













─────────グイッ





「 きゃあ!? 」