俺様王子の初恋






呼吸を整えながら
込み上げてくる涙を
押し殺すと、喉がきゅうっと
痛くなった。






『 ・・・・お待たせしました!! 』






始まった結果発表とともに
盛り上がる会場。






その中で私だけが座って
顔も上げずに、耳を塞いで
ぎゅっ、と目を瞑っていた。










──────────美夏・・






半信半疑だった二人の関係が
私の中で肯定されてしまった。
二人は”婚約者”。