俺様王子の初恋








「 佐野は怖かった? 」







その質問に、小さく頷くと
”そっか”と気のない返事だけが
返ってきて、私が泣き止むまで
しばらくそのままでいてくれた。
















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「 これから呼び捨てしなかったら
  お仕置きするから 」






泣き止んだ私の頬に触れながらの
第一声はそれだった。