返事を聞かせるも何も 冗談でしか受け取れない言葉に 間抜けな反応しかできなくて、 距離を縮めてくる彼のオーラは 相変わらず異様でしかなくて、 どうすればいいのか、分からない。 「 迷う必要なんかないじゃん 」 ついに目の前まで来た彼が 私の耳元に口を寄せて 「 選択肢なんかないよ? 」 笑いを含んだ声で囁かれた。 気が動転しているからか、 押し返すこともできない。