「ん?なんで私リビングで寝てるんだろ?」
「起きたんだ夏奈。おはよ」

起きると家に冬夜がいた。
「なんで?」
「覚えてない?昨日公園で寝てたじゃん」
あー何となく思い出してきた・・・
確か滝人もいたような・・・
気のせいかな

「昨日は滝人もいたよ。でも帰ったよ。」
ふーん。
冬夜は泊ったのか。まぁ中学の頃は滝人も美琴も冬夜も泊ってたし気にすることでは
ないか
でもなー
昨日告白してきた人と二人ってのはなー

「大丈夫。なにもしてないよ」
冬夜の笑顔を信じよう。冬夜はいいやつだし
知る限りは。

「熱は大丈夫そうだね。よかった」
「あ、あ、うん」
やっぱり無理だー!
イヤでも意識しちゃうよ。顔近いし

「夏奈顔真っ赤」
うそ!?
ど、どうしよう・・・・
「やっと意識してくれたね。うれしいよ」
「で、でも私の好きな人冬夜は・・・」
「知ってるよ。でも諦めないよだからもう少し考えてみて?」
あまりにも冬夜が真剣な目をしていたから
私はうなずくしかできなかった