『おい。』
次の日の放課後、渉を教室で待ちながら気がついたら寝ていたみたい。
でも、教室にいるのは渉と私一人。
渉が起こしてくれたみたい
「ねぇ、渉が起こしてくれたの?」
『…』
「ありがとう」
素直に嬉しかった。
付き合って以来、渉から話しかけてくるのは滅多になかったから。
「今日ねユリが…」
その後機嫌がいい私は、いつも以上に一人で話していた。
「渉、好きだよ。」
『…』
気がついたらそう言っていた。
やっぱり無反応。
三ヶ月記念日まで変わらなかったら、もう別れてしまおう。
そう決断したのは、私の誕生日。
渉が知っているはずないよね(笑)
今日はもう、帰ろう。
