『終わったね。でも、それなりに楽しかったよ千歳クン』


誰もいない公園に


一匹の死神が舞い降りた。

謎の少年。

黒髪で。でも、私と同じくらいの歳みたい。


「あなたが....千歳を殺したの?」

「―――だとしたら?」


「……っ!」


少年は不敵に微笑んだ。


私はその場に立ちつくす。

千歳は....あいつに殺されたんだ。

今すぐアイツを殺したい―――けれど。