ドサッ......




「………え?」


千歳はフラついてその場に倒れた。

私は急いで千歳に近寄った。首に手を当ててみる。脈はない。

「千歳ぇっ!!ねぇっ!千歳!」


目の前が真っ暗になった。

信じたくない。千歳が死んだ、なんて。あんなに明るい千歳が死ぬ?ありえない

病気なんてもってないし、普段から体も丈夫だった。

「千歳!!!!」



息が途切れ、心臓の鼓動が弱くなって。


そして



ドクンッ


最期の脈を打った。