俺の隣で楽しそうに作業する綾月 俺のクラスの生徒 綾月は数学係だから 手伝いを頼んだ さっきから、なにが楽しいのか 鼻歌を歌ったり 「先生、楽しいね~」 なんて俺に笑顔を見せてくる ほかの生徒と何かが違う 俺の中で、綾月の位置がただの生徒ではなくなっているんだ 「そうだな!」 俺もなんか楽しいよ、綾月