†穢れなき小鳥の殺し方†


「なんか疲れてるね、ショウ」

「えっ?あ、そうかな」


急いで笑顔つくり女の咥えるタバコに火を灯す。

露出狂かと思うような服を身にまとった女。

髪はブリーチして、煙草を持つ爪先は重たいだろ?って言いたくなるほどのジュエルを乗っけて。

そういや、あいつの爪は手入れこそされていたがこんなに下品じゃなかったな。

って、なに考えてんだ?


「ショウ?」

「ん?あぁ、そのネイル可愛いなって思ってさ」

「でしょ?昨日やってもらったばっかりでさ・・・・・・」


どうでもいい。

とは言えないから俺はいつものように笑顔で聞いてやる。

しかし、今日はマジで疲れがハンパない。


早く終わんねぇかな・・・・・・。