「ねぇ、ショウ」 立場も逆転する。 電話は俺からかけるより彼女からかかってくるほうが多くなってきた。 メールも同じ。 「美味しいイタリアンのお店見つけたの。一緒にどう?」 この場合、勿論おごるのは彼女だ。 でも、 「あぁ、悪い。もう他の用事があってさ。夜、店に来てよ」 俺はあざ笑うかのようにそう答える。 『店』には出るのに夕食には付き合えない。 俺は他の客との同伴をちらつかせる。 もっと上手い言い方があるんだけど、俺は敢えてそう言った。 すると、