適当に飲んでそのままアフターと称してそのキャバ嬢と店の外に。 品の無いネオン輝くラブホテル。 意味の無いキスをかわしてベッドに倒れこむ。 ラブホテルのベッドだとしても、俺んちのとは違って軋んだりしない。 「・・・・・・あ、んっ!」 グロスでテカテカした唇が嬌声を上げる。 ジュエルをこれでもかと乗せた爪が俺の背中に、 刺々しい香水の匂いに、 俺は顔を歪ませた。