「由亜やっぱ小さいな」
「小さくないもん」
なんて言ったけど
背の順は1番前で。
「そっかそっか。」
そう言いながら
あたしの頭を撫でてくれる。
頭撫でられたら落ち着く。
お兄ちゃん欲しかったな。
新一くんみたいな。
何であの自己中俺様男の
お兄ちゃんなんだろ。
あいつ幸せ過ぎ
「寒くない?」
「さっ寒くないよ!」
急に言われたから焦った。
「ならよかった」
「でもこのマフラー新一くんが
いつもしてるよね?」
「それ由亜にあげる」
「え?!いいよ!!」
「俺が良いって言ってんだから
素直にもらっとき」
「ありがと…」
「そのかわり大切にしろよ?」
「うん!!」
そうこう言ってるうちに
あたしの家に着いた。
「送ってくれてありがと」
「ちゃんと家の鍵閉めろよ?
チャイム鳴ったからって
すぐ出たら駄目だぞ?」
「わかってるよ」
あたしは団地の階段を上って
家の鍵を開けた。
下ではまだ新一くんが
見てくれてた。
あたしは新一くんに
手を振って家に入った。
「小さくないもん」
なんて言ったけど
背の順は1番前で。
「そっかそっか。」
そう言いながら
あたしの頭を撫でてくれる。
頭撫でられたら落ち着く。
お兄ちゃん欲しかったな。
新一くんみたいな。
何であの自己中俺様男の
お兄ちゃんなんだろ。
あいつ幸せ過ぎ
「寒くない?」
「さっ寒くないよ!」
急に言われたから焦った。
「ならよかった」
「でもこのマフラー新一くんが
いつもしてるよね?」
「それ由亜にあげる」
「え?!いいよ!!」
「俺が良いって言ってんだから
素直にもらっとき」
「ありがと…」
「そのかわり大切にしろよ?」
「うん!!」
そうこう言ってるうちに
あたしの家に着いた。
「送ってくれてありがと」
「ちゃんと家の鍵閉めろよ?
チャイム鳴ったからって
すぐ出たら駄目だぞ?」
「わかってるよ」
あたしは団地の階段を上って
家の鍵を開けた。
下ではまだ新一くんが
見てくれてた。
あたしは新一くんに
手を振って家に入った。
