溢れる涙と愛




ある冬の日。
クリスマス前の日。


潤からいきなりの電話。
内容は、受験だから別れよう。
というものだった。


嫌だ!何で?
迷惑かけないようにするから。
お願い…お願い…。


心の中でそう叫んだ。





でも、アタシは潤に


ぅん。


としか言えなかった。



潤に迷惑はかけられないから。