結果宮田は食堂まで付いてきやがった。


何を堂々と人の向かいでエビフライ定食を食っていやがるんだ?



「いや〜、にしてもよ。ここ可愛い娘多くね?東京きてよかったわ」


そんなこと言いながらにやける一浪野郎。そんなことはどうでもいいから、その汚い無精ひげをどうにかしてくれ。



「特に、あの娘は初日からすげぇ人気だよ。ほら、あそこ見てみ」


宮田はお茶をすすりながら、食堂の入り口を指差した。


目をやると、そこには何人もの男が群がっていて、その中心には……





アレ?