「分かったあ!
じゃあアヤ学校でね♪」
「うん,ばいばーい」
リョウとアヤは向こうへ行った
必然的に乱と2人きり…
気まずいけど頑張って言った
「乱,かえろ♪」
「…おぅ」
相変わらず無愛想だね
これからなに話せばいいのかな…
そう考えていると
乱の足がとまった
「なあ!」
「…ん?」
振り返ると乱がギュッと拳を握りしめて棒立ちであたしを見てる
かすかに震えているのも分かった
「俺…俺…」
「?」
「会ったときからずっと…
…蘭のことが好きだ!!」
「え?」
今…なんて言った…?
頭が真っ白になった

