「え?」 「平然としてたように見えたのは、心殺してたから。 で、言った通り慣れてるから。 ……慣れたい? こんなこと」 茉莉は首を振る。 「中学の時悪口なんか散々言われてたよ ……いまさらあんなのに動じないよ。 まして、茉莉の敵でしょ? 絶対負けたくない」 「ひかり……?」 「辛いなら…そう感じれるなら、ましなんだと思うよ」