明日へのメロディ~poco a poco~


「え?」

「平然としてたように見えたのは、心殺してたから。

で、言った通り慣れてるから。

……慣れたい? こんなこと」

茉莉は首を振る。

「中学の時悪口なんか散々言われてたよ

……いまさらあんなのに動じないよ。

まして、茉莉の敵でしょ? 絶対負けたくない」

「ひかり……?」

「辛いなら…そう感じれるなら、ましなんだと思うよ」