その夜…

『具合悪くなったらすぐ言ってね。私たち、友達じゃない』

「っ!」

もう二度と聞きたくない声が聞こえてくる。

『なんでも言ってよ?友達なんだから』

「~っ!」

眠れない。

いやな思い出がよみがえってくる。

神谷幹(カンヤ ミキ)。

中学時代のクラスメイトだった彼女の忌まわしい記憶が…。