次の日の朝。

昨日より調子が悪くて、

でも昨日よりもだいぶ軽い気持ちで電車に乗った。

私も少しは変われたのかな?

…と少し浮かれていた。

自宅の最寄り駅から次の駅についた。

ドアが開く。

その時。

「えー、うそー!?」

「本当だってばぁ」

うるさい声を上げながら派手な子たちが乗り込んできた。

そのうちの一人を見た瞬間、心臓が凍りついた。