そう言ってじいちゃんは消えた。
じいちゃんが消えると、僕の目に映っていた不思議な矢印も消えた。
これもすべてじいちゃんの力だったのだろう。
残された僕の目の前には猫の人形イールが置かれていた。
「僕も、死ぬときに何か願ったらその時はよろしくね。」
何となくだけど、イールはほほ笑んだかなって思う。
「ごめんくださ~い。」
誰かがやってきた。
「…美和ちゃん?」
「陽一君。さっきはごめん。あの…?」
うん。分かってる。いいよ。
「おじいさんのお参りしてもかまわない?」
「うん。」
「なんかね。お礼を言わないといけない気がしたんだ。」
僕らはじいちゃんの前でお祈りをした。
僕さ頑張るわ。
じいちゃんの助けがなくても立派になれるように…ね?
じいちゃんが消えると、僕の目に映っていた不思議な矢印も消えた。
これもすべてじいちゃんの力だったのだろう。
残された僕の目の前には猫の人形イールが置かれていた。
「僕も、死ぬときに何か願ったらその時はよろしくね。」
何となくだけど、イールはほほ笑んだかなって思う。
「ごめんくださ~い。」
誰かがやってきた。
「…美和ちゃん?」
「陽一君。さっきはごめん。あの…?」
うん。分かってる。いいよ。
「おじいさんのお参りしてもかまわない?」
「うん。」
「なんかね。お礼を言わないといけない気がしたんだ。」
僕らはじいちゃんの前でお祈りをした。
僕さ頑張るわ。
じいちゃんの助けがなくても立派になれるように…ね?


