…え…? まさか忘れてた? な訳ないよな! だって毎年何日も前から用意しておどろかせてくれるし、何よりも俺より蓮夏の方がいつも楽しみにしていたんだから。 いまだに驚いた顔の蓮夏に冗談で聞いてみる。 「もしかして、忘れてた?」 「・・・・」 「…な、なわけないよな!だってれ「ごめん…」 「…え…」 「わ、忘れてたとかじゃないんだけどね。最近忙しくって…」 「あ、そっか…」 ショックだった。 まじかよって…