「やっぱり蓮夏には似合わないよね浴衣…」




顔に手を当て、今にもなきそうな声をだす





いやいや!
似合わないどころかめちゃくちゃ可愛いーし!





「ごめん!照れ隠しだった。ほんとは可愛過ぎて見とれてたんだ…」





片手で蓮夏を自分に引き寄せ、もうひとつの手で優しく頭をなでる。





「…うん!知ってるよ!!大志だまされた~!」





「ハア~!?」






蓮夏はどや顔で俺を見上げる。





騙された…
くっそ~!!!




また騙された!!!!