「南小の谷蓮夏です。よろしくお願いします。」 初めてのHRは自己紹介 俺の前に座る谷蓮夏 これこそ奇跡だというのだろうか。 運命まで感じていた。 「次は、谷口君ね。」 優しく微笑む担任はまだ20代の若い先生だった