今日あたしたちは卒業した。 長いようで短かった学校生活も今日でおわり。 あたしと隼人はおなじ大学に通うことになった。 それで、綾乃は大学には行かないで、明日から恭介と一緒に暮らすらしくてその準備。 今日も式が終わって、記念写真を撮ったらすぐに教室からでていった。 だけど、その瞬間大勢の後輩から囲まれて、鞄にしまえないぐらいの手紙を受け取っていた。