「僕の好きなところを3つ見付けて下さい。」 「3つ!?…3つくらい楽々です!」 やっぱり私馬鹿だょ。 「それでは、僕は用事がありますから…」 篠崎君は、サラリとそう言うと私が居る方とは違う方向に歩いて行ってしまった。