―私がアナタを好きな理由―




「本当?なら良かったよ…もう、昨日は心配で心配で」



「私にそーとメールきたんだよ!」




ホッと胸を撫で下ろすと、横から杏奈が自分を指差して言った。




「ちょっとぉ!?」



「本当の事じゃん!」




杏奈め、余計な事を~!?
私は、睨む様に杏奈を見ると




「だからさ!篠崎、晴にアド教えててよ!篠崎に何かあるたんびに私にメールくるの、迷惑だからさ~」



「…………!?」