―私がアナタを好きな理由―




「ちょ、晴!?」


「え?」




胸のモヤモヤを考えてると、杏奈の慌てた声に私は俯いてた顔を上げた。
その先には、顔を押さえてる篠崎君。




「な、何があったの!?」


「見てなかったの!?篠崎、顔面にボール直撃したんだよ!」




嘘!?大丈夫!?
よく見れば、眼鏡が割れて床に落ちてるみたい。