―私がアナタを好きな理由―




「杏奈さん、邪魔なさいましたよね?」


「そりゃーね」




決勝に行けなかった事、かなり恨まれてる。




「ごめんってー!」


「ジュース二日分」


「……はい」




何とか許してもらえた?私は既に始まってる試合で篠崎君を探す。




「居た!」




ドリブルを格好よくして、シュートを決める篠崎君にもう釘付け!