―私がアナタを好きな理由―




「そうですか…」



「篠崎君、お友達わ?」



「いません。」




そ、そんなスッパリと。




「なら、私が初めてだ!」



「はい。」



「これからよろしくです!篠崎君!!」




私が改めてって、手を差し出すと篠崎君はゆっくりと私の手を握ってくれた。